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Since 2007, 2 新潟で採集した鉱物を中心に紹介しています。産地については大まかな記載にしてあります。 左の産地別よりお入り下さい。
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アルゼンチン
1cm
岩塩は湿気に弱いとか。うまく保存できるだろうか。
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マダガスカル
オマケ。1.5cm

Salina, Minas Gerais, Brazil
1.5cm
緑色のリチア輝石をヒデナイトと呼びます。

インド
2cm
他の石を購入した時のオマケでした。オマケの方が立派(笑)。

新潟県間瀬
1cm
間瀬では放射状の魚眼石もあります。

新潟県新潟市間瀬
2cm
濁沸石は端面が斜めに切り取られたような角柱状の結晶です。乾燥した空気中では脱水し易く、次第に白濁していくため水中に保管します。

大分県木浦鉱山
いただきもの 左右3cm
四面銅鉱には四面体の結晶をしているものもありますが、このように塊状のものが非常に多いです。
母岩が銅で緑色を呈しています。これは貴重なサンプルとなりました。

福岡県糸島郡志摩町
頂き物 結晶の大きさ:1mm
ただ一つの晶洞にだけ球状の結晶がありました。トムソン沸石だと思います。長波の紫外線で紫色になりました。ぶどう石も最初考えましたが蛍光の色が違います。

福岡県糸島郡志摩町
頂き物  結晶の大きさ:5mm
大きな菱沸石の結晶です。他の晶洞に見られるのは全て菱沸石でした。

福岡県長垂
頂き物 5cm 硬度5
長波の紫外線で紫色に蛍光します。

新潟県間瀬
下の写真の輝沸石の別な部分です。

新潟県間瀬
左右 5 mm
間瀬の輝沸石の自形結晶です。結晶の大部分は方解石上に形成されバラの花のようです。
方解石上に輝沸石が形成されることは珍しいです。

斜プチロル沸石?とも思いましたが、加熱時の変化が違いました。
輝沸石は低い温度で白濁するのに対し、斜プチロル沸石は白濁しにくいので区別が可能です。
また、赤外吸収スペクトルでも輝沸石と同一なスペクトルが得られました。
長波及び短波紫外線によりそれぞれ蛍光を発する鉱物があります。紫外線ランプを当てただけでは紫外線で発光するだけですが、ミネラライト、または紫外線ラ ンプにフィルターを通ことにより蛍光による色を見ることが出来ます。以下にミネラライトによる蛍光色を示します。必ずこの色に蛍光するということではなく、この色になることがある、と言うことです。

紫色  電気石・ゴム石
  蛍石亜鉛華・ナソン石・灰重石・銀星石・ソーダ斜長石・霰石
濃青  ベニト石
淡青  霰石・ダイアモンド
黄青  メタ銅ウラン石
  瑪瑙・コパル石・クラウフォード石・石膏・蛋白石・玉滴石・木化蛋白石・ソーダ珪灰石・シュロッキンゲル石・ウラン方トリウム石
輝緑  アダム石・珪酸亜鉛鉱
濃緑  瑪瑙
青緑  重晶石・ストロンチウム鉱・珪灰石
淡緑  瑪瑙・リチア雲母・ウラニウム鉱物
黄緑  燐灰ウラン鉱シュロッキンゲル石・ベータウラノピライト・銅ウラン鉱・ジョーン石・含ウラン玉滴石・ウラノフェーン・ウラノピライト・ジッペ石瑪瑙・琥珀・
  クンツ石・ソーダ珪灰石・パウエル鉱・プライム石・サファイア・透石膏・テルリングア鉱・ジッペ石・毒重石・硫酸鉛鉱・魚眼石・銅重石
黄金黄  灰重石・透石膏・珪灰石
輝黄  カルシウムラーセナイトカーチス石・ウエルネル石
緑黄  銅重石
淡黄  ジアスポル・透石膏・シンプソン石
暗褐  紅鉛鉱
  ハウ石
赤黄  クンツ石
レモン黄  ウラニウム鉱物
  フッ素燐灰石・マンガン燐灰石・ソーダ珪灰石・サファイア・閃亜鉛鉱・ジルコン
橙赤  方ソーダ石
褐赤  フォスゲン石
  岩塩・ヘキサゴナイト・ルビー・サファイア・赤色スピネル・透閃石・斧石
ピンク  ハックマン石・曹柱石・透閃石
青白  シンプソン石
灰白  明礬石
  デュモルチ石
黄白  重晶石・アイエルホッフェル石
クリーム  亜鉛華蛍石・異極鉱

赤色は顕著なものです。参考文献5より一部改変し抜粋。

新潟県間瀬
巨大な方解石です。下に落ちていました。15cmあります。
久しぶりに間瀬を訪れてみたのですが、このように大きなものは初めてお目にかかりました。
2)硬度

硬度の違う鉱物で傷を付け、目的とする鉱物の硬度を調べます。硬度を調べる時には、最初は硬度の小さな鉱物から順に用いて傷を付けるようにします。なるべく標本に傷を付けないことが大切です。硬度差が大きな時にははっきりとした傷が付きますが、硬度差が小さい時には傷も非常に小さく浅いものとなります。ですので、硬度差が小さい時にはルーペ等で傷の有無を確かめることが必要となります。また、一見傷が付いたように見えても、実は傷を付けた方の鉱物の削れた残骸であることも多いので、傷を付けたら一度表面を拭いて傷かどうか良く観察することが必要です。
また、硬度3.5というのは3と4の丁度中間の値という事ではなく、硬度がその間にあるということを意味しています。 硬度を決定する時には、上と下の値を持つ鉱物でそれぞれ調べて硬度の特定を行います。一般に硬度が3より小さいもの、および7より大きいものは非常に少ないので、調べたものがこの範囲にある時にはかなり特定が容易になります。一つの結晶でも方向により硬度が大きく異なる場合があります。例えば藍晶石は結晶の方向によりかなり硬度が違いますので注意が必要です。標準となる硬度計の鉱物は、なるべく結晶のはっきりしたものを用います。特に硬度7の石英は結晶のはっきりしていないものは硬度が低くなりがちです。

以下にモースの硬度を示しますが、下に示したような日常的な代用品で調べることも可能です。

硬度1:滑石
硬度2:石膏
硬度3:方解石
硬度4:蛍石
硬度5:燐灰石
硬度6:正長石
硬度7:石英
硬度8:トパズ
硬度9:コランダム
硬度10:ダイヤモンド

硬度3:十円硬貨
硬度4.5:釘
硬度5.5:ガラス
硬度6:ナイフ
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